自然に癒やされたいと思って、キャンプを始めたんだけど、実際にキャンプをしてみてわかったことが、疲れる事が多い。何か間違っているのでしょうか?
そのようなお悩みにお答えします。
本記事の内容
- 癒やされるはずのキャンプで疲れてしまう原因を説明します
- キャンプで疲れないために、取るべき対策があります
キャンプに行けば、自然が自分を癒してくると思ってませんか?
それ間違いです。
キャンプは疲れます。ただ、疲れる量を減らし、癒される量を増やすことはできます。
実は、疲れる量を減らすことを考えることが、キャンプの癒しにつながるんです。
僕も、最初の頃のキャンプは、ほんと疲れることが多かったです。家族向けの接待キャンプに近かったかと思います。それでは、楽しめないし、癒されないと思って試行錯誤してきました。
なので、この記事では、キャプで疲れる原因を知って、疲れないための対策をお伝えします。そして、読者の方が、キャンプの目的である自然に癒やされるようになれたら嬉しいです。
では、いきましょう。
癒やされるはずのキャンプで疲れてしまう原因を説明します
キャンプが疲れる原因って、だいたいこの3つ集約されます。
- 長時間の運転による疲労
- 設営時の筋肉疲労
- キャンプでの睡眠不足
僕の場合は、比較的車の運転は好きな方なので、
疲れ度の高い順は、 → →
ですね。
補足していきます。
長時間の運転による疲労
キャンプ場って、基本的に遠いことが多いので、長距離、長時間の運転になってしまいます。そのため、腰が痛くなったり、身体がとても疲れます。さらに、疲れがたまると眠気が出たりします。
また、予定外の渋滞にはまってしまうと、イライラしてさらに疲れてしまいます。
設営時の筋肉疲労
テントやタープの設営は、慣れても、疲れます。
よくテントやタープ設営は、慣れるまでは使えるということをきくのですが、普段から運動をしていないので、筋肉痛にはなりますね。
筋肉疲労をもたらすキャンプでの行動
- キャンプ道具や荷物の積み下ろし
荷物が多いと、車の積み込みと積み下ろし回数が増えます。上下運動となので、重力の負荷がかかって、大変です。
- ペグダウン
キャンプ場によって、スチールペグやジュラルミンペグが曲がるほど固いサイトがあります。その場合は、ペグダウンを打ち込むのが一苦労です。ただ、普通のサイトでも、普段の生活で打ち込む筋肉は使わないので、疲れますね。
- テントやタープ設営
大型のテントやタープは、ポールを持ち上げたり、フライシートをかけたり、張り綱を力で固定したりと、建てるの工程多いものは疲れますね。
こんなもので疲れるなんてと思ったかもしれませんが、普段から運動不足の人には、疲れるんですよ。
ただ、いい汗かけて、心地よい疲労かもしれません。
と言いたいところですが、夏の炎天下なると、汗だくだくとなるし、倍以上に辛いんですよ。僕は、あまりに辛すぎて、機嫌が悪くなり、楽しいキャンプが・・・となったこともあります。
キャンプでの睡眠不足
キャンプの睡眠不足なる原因としては、
- 寝床が布団と違って寝付きにくい
マットやコットにシュラフで寝るので、慣れるまでは寝にくかったり、マットが薄いことで、寝床が固くて寝付きが悪い
- 周りの音がうるさくて眠れない
テントは、布一枚なので、外からの音がもろに入ってきます。周りの声がうるさかったり、足音が気になって寝れないとがあります。
- テントの遮光性が低いので、朝日でいつもより早起きになる
テントだと日の光を感じやすいので、自然と目が覚めますね。遮光性の高いテントもありますが、それは特別ですね。
キャンプで疲れないために、取るべき対策があります
キャンプで使えれないための行動はこちらの6つですね。
- 長時間運転とならないようにしっかり休憩をとること
- キャンプ道具の積み下ろしの回数を減らすこと
- 設営が簡単で、ベグダウンが少ないテントやタープを選ぶこと
- ペグダウンしやすい、ペグとハンマーに変更すること
- 睡眠をしっかり取れるように、寝床は厚めを選ぶこと
- キャンプ場では、早寝早起きを行うこと
詳しく説明ります。
長時間運転とならないようにしっかり休憩をとること
長時間運転するなら、少なくとも2時間に1回以上(10分以上)は、休憩を取らなければいけない。
それは、国土交通省も、自動車運送事業者に対し、運転者の過労運転を防止するため、長距離バス・トラックの運転手は高速道路を2時間以上運転する場合10分以上の休憩を取ることを長距離運転のプロに課しているので、一般ドライバーは、これ以上にコマに休憩と取らなければいけません。
ちなみに、人が集中できるのは90分らしいので、1.5時間以下には休憩を取るほうがいいですね。休憩を取る場所は、高速道路のサービスエリアやコンビニとかでいいと思います。
そうはいっても、休憩のときに何をしたらいいの?
と思ったかもしれませんが、ストレッチや深呼吸を行えばOKです。あとは、渋滞情報をチェックして、ギリギリに出ず、余裕を持って運転計画をたてることが重要です。
キャンプ道具の積み下ろしの回数を減らすこと
キャンプ道具の積み下ろし回数を減らせば、楽ですね。
方法は、2つあります。
- キャンプ場に持っていくキャンプ道具を減らす
- コンテナやバックを使って、キャンプ道具をまとめて収納する
できれば、キャンプ道具を減らすほうが効果的です。
設営が簡単で、ベグダウンが少ないテントやタープを選ぶこと
テントやタープの設営で、持ち上げる動作とペグダウンを減らすコツです。
- ポールの素材は、スチールは選ばない
ポール素材は、ジュラルミン、アルミ合金、スチールとありますが、スチールは錆びやすく重い特徴があります。そのため、持ち上げるなら重いものより軽い方がいいですよね。
- 天気を予報を確認して、雨な風がなければ、テントのガイロープ(張り綱)をはらない
ガイロープを使って張った方がテントのシワが伸びるのできれいですけど、ペグダウンの回数が減るのはありがたいですね。しかし、天気が変わって、風邪が強くなったら、すぐにペグダウンしましょう。
- 設営が簡単なワンポールテントにする
ワンポールテントは、流行ってますが、ペグダウンして、真ん中のポールを、立てるだけなので簡単です。小学生でも立てることができるほどです。
- ペグダウンは、子供に任せ
ペグダウンは、コツを掴めば簡単なので、子供のお手伝いにはもってこいかも。なので、子供に任せるのもいいかもしれませんね。
ペグダウンしやすい、ペグとハンマーに変更すること
付属しているペグは、使用してはいけません。
付属のものは、硬い地面に弱いので、すぐに曲がったり、折れたりします。硬い地面とは、石まじり地面です。硬い地面に強いペグは、鍛造ペグで、有名どころで、スノーピークのソリステ(ソリッドステーク)か、鍛冶屋の村のエリステ(エリッゼステーク)なら間違いないです。ベテランキャンパーはみんな持ってますね。
付属のハンマーで、材質がプラスチックなら、正直使えないです。ペグがプラスチックでなければ負けて折れます。
ハンマーは、少ない力てガシガシ打ち込んでいくなら、頭が重めのハンマーがいいですね。
王道な、スノーピークのハンマーで、そのハンマーには、ペグ打つ反対側にペグ抜きが付いているんです。
睡眠をしっかり取れるように、寝床は厚めを選ぶこと
睡眠がしっかり取れないのは、地面が固くて、寝心地悪いとか、周りの音がうるさいからです。そのため、下記の対策が良いかと。
- シュラフの下は厚めのマットにする
5cmくらいの厚さのマットであれば、家の布団と同じくらい快適ですね。底冷えが来ないように断熱効果のある物を選びます
- 耳栓を持っていく
絶対必要というわけではないが、たまに隣のサイトがうるさい時があります。こればかりは、隣にどんな方が来るかは運です。そのため、もし、うるさい人が来てと寝れるように耳栓をがあるといいかもしれませんね。
キャンプ場では、早寝早起きを行うこと
キャンプでの消灯時間の22時から寝て、朝日で目を覚ませましょう。
疲れた身体をしっかり回復するためには、睡眠をしっかりとることが重要です。また、夜更かしが多い人は、キャンプだからこそ、身体のリズムを自然にあわせて、リセットしてはいかがでしょうか?
きっと、よく寝たと爽やかな朝を迎えることができます。